介護施設に就職するための面接では、面接官から介護の仕事に対するやる気などを質問されることが多いですが、面接官が人材を採用する際に重視しているポイントの1つとして、体力があるかどうかが挙げられます。面接対策というと頭脳面での準備が中心になりがちではあるものの、介護業界では体作りも重要な要素です。

介護施設での入浴補助といった業務では力が必要となることから、介護に従事する職員はある程度体力がなければ働き続けるのは難しいです。このような背景から面接官は、就職希望者の体の特徴についてもそれとなくチェックしています。面接での体力があるかどうかの質問に対し、たとえ口頭では体力に自信ありと答えたとしても、外見であまりに頼りなさそうな肉体では説得力がありません。

そこで介護の仕事に就職する面接対策の一環として、体を鍛えて力強さをアピールした方が採用確率が上がります。スポーツマンのような本格的なトレーニングは必要ないといっても、ランニングやストレッチなど基本的な運動は普段から行った方が就職で有利です。

また普段から体力づくりを行っておくと、面接対策として以外の面でもメリットがあります。基礎体力がきちんと身に付いていれば、面接をクリアして実際に介護施設で働くようになってからも体力不足で悩まずに済む利点が大きいです。慌てて体力作りを行う必要がないため、職場で介護の仕事を覚えることに対して専念できます。